Test the Web Foward

Web標準をテストするハッカソン –「Test The Web Forward」がついに東京に上陸

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6月7日から8日の2日間、六本木ヒルズにて「Test The Web Forward Tokyo」が開催されました。Test The Web Forward Tokyoは、Web標準のためのテストコードを書くコミュニティイベントです。

スペックエディターやW3Cメンバーを含むWeb標準のエキスパート達と交流しながら、テストについて学び、コードを書き、その上Webの進化にも貢献できるという非常に魅力的なこのイベント。2012年にアドビがサンフランシスコにおいて最初に開催し、およそ1年間で世界中5都市を巡りました。そのTest The Web Forward Tokyoが、今回グーグルの協力も得てついに東京に上陸。参加者の募集開始から半日で定員に達する盛況ぶりで、会場となったグーグルオフィスには多くの開発者が集まりました。

Rebecca Hauckさん(アドビ)

この活動を最初に始めた一人であるアドビのRebecca Hauckさんによる挨拶

初日はW3C仕様書や標準化プロセスなどについて紹介するプレゼンテーション、2日目はテストコードを書く方法の説明と、実際にコードを書いてテストを実施するハッカソンという構成です。

会場入り口ではマスコットの恐竜がお出迎え。マスコットと呼ぶにはちょっとゴツい。Tシャツにはこれまでの参加者のサインが書かれています。
マスコットの恐竜

 

まず最初に、アドビのCSS Working Groupに所属するRebecca Hauckさんから、Test The Web Forwardの趣旨や東京での開催を歓迎する挨拶が行われました。Rebeccaさんはこの活動を最初に始めたメンバーの一人で、1年間に渡ってこのムーブメントの成長を支えてきた立役者です。

その他、この日は総務省のShigeo Okamotoさんによるオープニングトークや、Kazuaki TakemuraさんによるW3C仕様書の読み方のレクチャー、Oli Studholmeさんによる仕様の標準化やテストのライフサイクルの説明などが行われました。また、司会を務めたGoogleのEiji Kitamuraさんからは、Web標準にとってテストがいかに重要で、そしていかに人手が足りていないのかという内容の熱いスピーチもありました。詳しい様子は後日レポートします。

続いてエキスパートによるライトニングトークで、2日目のハッカソンでテストして欲しいテーマが紹介されました。提案されたのは、FlexboxやCSS Text Module、CSS Orientation、CSS Fonts、HTMLとAPIとXHR、CSS Filter Effects、Shadw DOMなど。どれも新しいWeb標準を代表するホットな機能ばかりです。

その後、懇親会も兼ねて夕食が振舞われました。ここでマスコットにちなんだ「恐竜寿司」が登場。これは恐竜です。恐竜なんです。
恐竜寿司

「HTML5寿司」もありました。サーモンが美味しかったです。
HTML5寿司

最後に、2日目のハッカソンのための班分け。先ほどのライトニングトークを参考に、各自でテストコードを書いてみたいテーマを決めます。すぐにでも議論が始まりそうな熱い雰囲気が伝わるでしょうか?FlexboxやShadow DOM、HTMLあたりの班が特に人気だったような気がします。
ハッカソンの班分け

2日間のスケジュール。朝からみっちりコーディング。懇親会まで含めると全て無料で4食おやつ付きという点に注目。コードを書いてWeb標準に貢献できてご飯まで食べれる素敵なイベントです。
スケジュール