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未来の新機能をチラっと見ました

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2日目の基調講演は、何人かのデザイナーが次々と登場して、作品の発想や作り方についてかなり詳しく紹介する内容でした。

Paula Scherさん(グレーが大っ嫌いなデザイナー)が特に印象に残りました。タイポグラフィと色を使って学校を塗り替えるプロジェクトは、はじめは学校関係者に頭おかしんじゃないかと言われたそうです。

「裏切りの仲間を作ろう、プロセスを楽しくすることが大事。チャレンジ精神を失わないように。」というようなことをおっしゃっていました。

デベロッパー向けカンファレンスから、クリエイティビティカンファレンスに大きく舵をきったことが感じてとれました。

さて、本題のSneak Peaksの話です。Sneak Peaksは、まだ開発中ですぐに製品に搭載されるというわけではないけど、わくわくするような開発中の機能が発表されるセッションです。今回のPhotoshop CCの「ぶれの軽減」のように、ここから開発が進んで製品に実装される機能もあるでしょうし、陽の目をみない機能もあるでしょう。

12個の機能が紹介されましたが、特に印象に残った機能を紹介したいと思います。1機能5分という制限だったので、本当にそれぞれチラっと見る程度で、詳細までは分かりませんでした。もちろん、この段階では詳細を知っても仕方ないですね。

上条さんの記事や、後日配信されるSneak Peaksの録画も合わせてご参照ください。

 

デベロッパー向けのレスポンシブウェブ開発支援機能

デザイナー向けにEdge Reflowという製品があるのですが、デベロッパー向けには、Edge Codeの拡張として開発されているようです。おなじみブレークポイントを設定するルーラーのようなものがついたプレビュー画面が上に、下にコードが表示されています。

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エレメントをマウスオーバーすると、コードがハイライトしたり、何かと大変なレスポンシブウェブデザインの開発作業を助けてくれそうな機能でした。

Edge Codeも、CreateJSも、プラグインでどんどん拡張していける設計が素晴らしいですね。この変化の激しい時代にぴったりだと思います。

 

AfterEffectsの照明効果エフェクト

例えば昼間の動画しか撮れなかったとします。でもどうしても夜景が欲しい。そういうときはネットで同じ場所を別角度から撮った写真を探して、それをリファレンスとして使うと、あっという間に夜景になります。しかもなんと視点も変えることができる。もう意味がわかりません。魔法です。

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Photoshopの情報をEdge Codeで使う

上にEdge Code、下になんとPSDが開かれています。

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レイヤーを確認したり、要素の幅を計測したりできます。コードヒントもPSDを元にして表示、グラデーションなどのコードもPSDの情報を元に自動入力できます。

これはデザイナーとエンジニアの協調作業の効率を大きく変えてくれる可能性がありますね。

 

サウンドレイヤー機能

Auditionの開発中の機能は画期的です。なんと音をレイヤーみたいに分けてしまいます。

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1回で録音したサウンドを、ベース、ギター、ドラムみたいに分解してしまいます。

あるいは、ナレーションの後ろに携帯の呼び出し音が入ったとしても、ナレーションと呼び出し音をレイヤーに分解。携帯の呼び出し音だけ消してしまえるのです。

テンポよく紹介される開発中の機能に、会場ではたくさんの驚きの声が上がっていました。やっぱりこれがあるからAdobe MAXは楽しいですね。

これからもワクワクするような機能、現場の作業を効率化するような機能を次々と開発していってほしいなと思います。