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基調講演 2 日目速報レポート

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Adobe MAX 2013 から 2 日目の基調講演の速報レポートをお届けします。開始時刻は、日本時間の 5 月 8 日午前 3 時です。

9:54 講演会場に到着しました。初日と同様に Behance から選ばれた作品が会場の壁いっぱいに次々と紹介されています。

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9:05 もうすぐ開始ですというアナウンスがありました。しかし、まだまだ席を探す人が後から続々と入ってきています。

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9:08 オープニング映像が始まりました。クリエイティビティをテーマにした基調講演がどうなるのか、とても楽しみです。

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9:12 David が登場して、今日の基調講演が例年の製品の詳細を話すものではなく、クリエイティブなユーザーの側のストーリーに焦点を当てたものであること、その理由が、クリエーターとの対話が重要であるという認識によるものであるという話が紹介されました。

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9:15 クリエイティブな人の 声を紹介するという新しいプロジェクト Creative Voice の紹介が始まりました。スクリーンでは、クリエイティブに関する対話を持つことが重要であるという様々な声を紹介するビデオが上映されています。

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9:18 最初のゲストは Paula Scher です。これまでのプロジェクトの中で、どのようにブレークスルーを実現したのかというトピックのスピーチが行われるようです。

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9:22 最初はタイポグラフィーと色を使って学校の壁を作り替えたプロジェクトの紹介です。誰もアートを持ち込もうとしない場所で、何かを実現しようとすることで、新しいものが生まれる可能性があるということです。その代わり実際に作業する人からは大変がられたとのこと。駐車場やショッピングモールでの仕事についても紹介されています。

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9-28 次はプロジェクトのスコープが曖昧だったために、新しい方向性を見つけることができたという例の紹介です。地下鉄で使われる基本的な形状のデザイン案が、結果的に様々な箇所で使われるようになった事例、デザインガイドという制限があるために、新しいアプローチを思いついた New York での例、同じアイデアをどこまで続けて展開できるかを試してみた Public Theater の例が紹介されました。

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9:36 2 人目のゲストは  Phill Hansen です。子供の頃は障害でまっすぐの線が書けなかったものの、元々アーティストになりたかった彼は、逆に手の震えを自分の個性として受け入れることでアート制作を始め、大きなサイズの作品であれば手の震えが影響しにくいことを発見した、という経歴が紹介されます。

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9:42 その後スランプに陥って、何を作れば良いのか分からなくなったことがあり、その際に、できることが色々とあるためにかえって方向性を決めるのに迷っている、また制限の多い場所で仕事をしてみようと考えて、何かの制限を最初に決めてから作品を作るという方法を始めたそうです。

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9:46 そして、体にペイントする、手に付けたインクを壁に叩き付けるだけで作品を作るといった作業を続ける中で、最後に消滅するような作品(ロウソク等を使った)の制作から消滅までのプロセスを紹介するようになります。

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9:50 3 人目は Eric Johansson です。カメラを使って、存在しないものを映すことにかなり早い時期から興味を持っていたそうです。その制作のステップは、まずアイデアを得ること、次に素材を集めること、そしてアイデアを具体的な表現として実現とする、の 3 つとのことです。

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9:53 最もクリエイティブなステップである、どのようにアイデアを得るかという点については、常に物事を違う見方をしようと心がけること、例えばはさみが家を切ってしまったら、そのストーリを画像として表現するとしたら、ということを常に考えることを心がけているそうです。

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9:55 最後のステップで使う PhotoShop は魔法のツールではない、良い作品を作るには良い素材が必要、良い素材を揃えるには、事前のプランが重要、これらは最終的には個々の小さな問題をどのように解決するかという問いになる、ということで、具体的に魚の背中が島になっている作品の作り方の紹介が始まりました。

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9:58 続いて、絵の中から船が実物になって海に出て行く写真のつくりかた、そして地面から地表だけが紙のようにめくれている写真の作り方、雲の上にそびえ立つ崖の上の家の写真の作り方などが紹介されました。

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10:04 4 人目は Rob Legato です。どのように印象的な映像をつくるか、どこからアイデアを得るのかという話がされるようです。

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10:10 ますは、印象的な映像をつくる話です。実際にあったことを正確に見せるよりも、記憶に残っていることを集めたり、見たいと思っているものを見せる方が印象的になる、その例として Applo 13 のフィルムから映像が紹介されています。

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10:17 Titanic の映像からは、実際に撮影された沈没船の映像にモデルを使った撮影を組み合わせて、記憶の中の船として運航されていた頃の船の映像から現在の状況である沈没している船へ移行する映像を作成した例が紹介されました。

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10:23 次は、アイデアをどこから得ているかという話です。過去のアイデアを再利用する例として、ヒューゴから、チャップリンなどの時代に使われた撮影方法に取り組んだという話が紹介されました。

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10:29 同じくヒューゴから、ある一枚の写真から、その背後にあったストーリを想像して、それを実際に映像にしたという例が紹介されました。

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10:36 そして、カメラを切り替えずに長いシーンを撮影したとても美しいと思っているという映像を紹介してから、それに触発されて作った、これもヒューゴの例を紹介しました。ヒューゴでは、実際には 5 つのセットを作って撮影した映像をつなげたものだそうです。

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10:41 David がステージに戻ってきました。この Creative Voice の取り組みは今後も定期的に続けられ、一部は Creative Cloud にも共有されるようです。

10:43 Behance の紹介が始まりました。Scott が登場してクリエイター同士をつなげることを実現したくて Behance を始めたときの話がされています。

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10:48  既に存在する数多くのコミュニティーを横断したクリエイターがお互いに興味を持っていること、多くの人が興味を持った作品を目立たせるようにしたこと、が Behance の特徴として紹介されています。

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10:53 また、属性をきちんと管理することも重要と認識していて、特に誰が何をしたのかを明示することで、才能の発見に繋がることを期待しているということです。

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10:56  制作した作品ができるまでのストーリーを公開することが得に制作者が支持を得るのには効果的だという話で Scott パートが終了しました。

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